PUENTE

2006年12月 5日 (火) Fragmentos puentefuente


    明日126日は、スペイン憲法記念日で、金曜日の8日は、カトリック教・聖母マリアの無原罪の御宿りの日で、両方とも国民の祭日と決められている。

   スペインには国民の休日 のほかに、各地方自治体や市町村の祝祭日があり、あちらでは祝日でもこちらは労働日ということもあるので、カレンダーなどは、赤いのは国民の祝祭日、緑は 地方のものと区別するものも見かける。祝祭日が火曜日とか、木曜日に当たるときには、次のプエンテは何するの、とか、このプエンテを利用して旅行に行く、 などと聞く。

   教育機関では、教育機関専用カレンダーがある。スペインは夏が耐え難いほど暑いからだと思うのだけれど、幼稚部から大学までの教育機関の夏休みは、約三ヶ月間ある。9月の中旬に新学期が始まり、6月の中旬には、もう夏休みになる。その九ヶ 月の間に、クリスマス休みが長いときには二週間強、年毎に日付は変わるけれども、三月か四月にある聖週間の休みは一週間から十日、現在は無くなってしまっ たようだけれど、セマナ・ブランカ(白い週間・雪を満喫する週間ということらしい、マドリード州にもスキー場がある)という連休も2月にあった。その他にこのプエンテが所々にあり、大学などでは、カレンダーの数字が黒くても、自発的に休んでしまう人が多かった。この12月のプエンテは、公に休みとなっている。

   美術学部には、いろんな地方から来ている人が多かった。地元マドリードが多いけれど、カタルーニャ、ガリシア、リオッハ、マラガ、アリカンテ、パイス・バス コ、アスツーリアス、マジョルカ、カナリアなど、休みがあれば帰郷する人もあった。実家に帰るという以外にも、海や山に出かける人が多く、こういった大型 の連休や、短めの連休、8月などには、通りを走る車の数も減るし、普段は路上駐車で一杯になっている通りもガラガラになる。

写真 広重の名所江戸百景「亀戸天神境内」

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